ハイカラ商法の「たぬき」!?・・・と、ハイスペックだったコントレイル

ハイカラ蕎麦 = たぬき(蕎麦)

 


関西では揚げ玉が入ったお蕎麦を「ハイカラ蕎麦」と呼びます。

 

なので、揚げ玉が入ったうどんは「ハイカラうどん」

 

 

もし大阪で生きる越村栄一(by 矢吹京介「デート商法の女」)が、関東で「たぬき」を注文したら・・・

 


「うどんですか。蕎麦ですか」

 

そう尋ねられた栄一は(「たぬき」言うたら蕎麦やないかい!)と怪訝な顔で「蕎麦です」

 

そうして出てきたお蕎麦は「ハイカラ蕎麦」

 

「あれ、これハイカラですやん。頼んだん「たぬき」ですよ」

 

そういう栄一に店員は「いや、これは「たぬき」です」

 

「は!? たぬき言うたらお蕎麦に油揚げですやん」

 

「それは「きつね蕎麦」です」

 

そう言う店員に栄一は顔を歪ませながら、

 

「きつね蕎麦!?そんなんあるかぁ、狸みたいな顔しやがって!店長呼んでこい、店長ぉ!」

 


そんな感じで。

 

大阪では油揚げを乗せたうどんを「きつね(うどん)」、お蕎麦を「たぬき(蕎麦)」と呼びます。

 

従って生粋の大阪のお店では「きつね蕎麦」と「たぬきうどん」はありません。

 


ちなみに。

 

同じ関西でも京都はまた違いまして、京都では「きつね」のおつゆにとろみを付けたもの(あんかけの「きつね」)を「たぬき」と呼ぶようです。

 

ですので、京都では「きつね蕎麦」と「たぬきうどん」は存在するんですね。

 

そしてその油揚げに関しても、大きく1枚で出てくるのではなく刻まれて出てくるようです。

 


と、いうことは。

 

栄一が生粋の京都のお店できつねうどんを頼んだら「誰や、俺のお揚げさんをバラバラにしやがった奴はぁ」って泣かんといけませんね(笑)

 


と、いうわけで。

 

同じ名称でも場所によって、いろいろと化けて出てくるんですねぇ。

 

「きつね」と「たぬき」だけに。

 


つづきは・・・

 

【その馬券、イイ波乗ってんねぇ?】
https://ameblo.jp/kyosuke-yabuki/entry-12714830569.html

 

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