未曾有の大惨事

今回の台風19号の襲来は、昨日の18時以降に急展開しました。

 

暴風の被害は殆ど無かったのですが、ここ長野市と言うより伊那市や佐久市や小諸市や千曲市と言った広範囲に至るより上流での降雨に因る増水の被害かと思います。

 

事実、ここ長野市では、対した降水量を感じられませんでした。

 

 

0時以降、災害Alertで何度となく起こされましたが、2時過ぎのAlertに「千曲川 穂保地区 堤防決壊」を目にした時はさすがに戦慄が走りました。

 

5時半頃にさっそく会社方面に様子を見に行ったのですが、国道18号線穂保よりの2つ目の信号から通行止めになっていました。

 

すき家で朝食を済ませ、再度会社方面に向かってみると、先ほどよりも浸水域が南下して会社の付近の交差点と、千曲川に流れない支流に繋がる堰の逆流に因る氾濫が確認されました。

 

決壊した堤防から約2kg南西方向に離れた場所に当社があるのですが、建屋の堰が逆流して氾濫してしまいました。

 

幸い、車回しまで届かないところで水が引き出しましたので、大事に至らずに済みました。 

 

 

現在、会社の建屋3Fからこのブログを書き込んでいます。

 

我が家はこの会社から西に約2km行ったところにありますので、会社の状況は避難時の一つのバロメーターになる訳です。

 

7時の時点で上述の通り会社付近まで浸水が確認されたと言うことで、あと2kmの範囲でこれ以上の浸水が防げるか否かの問題になります。

 

今朝には降雨は一旦収まっていますので、徐々に水は引いていくと思いますが、上流から流れて来る分の増水が想定されますのでまだまだ予断を許さないところです。

 

 

画像データを見ても分かりますが、国道から引き込みの県道は冠水状態で、上空には海保の救助ヘリが飛び交っています。

 

このほんの1km北に行くと、大惨事の現場がある訳です。

 

一刻も早く、決壊箇所の補修が完了することを願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

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