ますます混迷する亀田問題
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spa
2013年12月05日 10:55 visibility208
長男・興毅が
「負けて防衛」した形の大毅を擁護している内容のブログを上げて賛否両論されていると報道にあったので、僕もそれを読んでみた。
確かに、正論を述べている部分もあった。
兄として弟を守ろうという熱い想いも感じたし、興毅は凄くいいお兄ちゃんなんだなと本当に思う。
だが、3階級制覇をしているボクサーが書く内容ではない。
しまいには
「いろんな意味で常に話題を振りまく亀田家(笑)」
と、自虐で締め括ってます…
いろんな意味?
いい話題なんかないだろと、ツッコミたくなりました(苦笑)
ま、それはさておくとして…
厳密にいえばルールはそういうことになってたのかも知れないが
それはそれを認めたIBFという団体の見解の方がおかしいんだよ。
亀田家だからじゃなくて、どのボクサーがこんなことになっても同じように言われる話だ。
興毅に言いたいが、もし他のボクサーが今回の大毅みたいなケースになっても
なんやそれ?
って思わないか。
もちろん元凶は体重超過したソリスだ。
あんな奴にボクサーの資格などないと僕も思う。
大毅は必死に減量して、必死に試合をした。
だが負けた
確かに大毅に同情すべき点はあったし、不利な条件もあった。
それでも負けは負けだと思う。
「タイトル統一戦」
として行われたんだから、負けてしまった大毅は自分のタイトルを失うのは当然の話だ。
それを試合後に
「ソリスの体重超過により、IBFのタイトルは賭けられなくなった」
と、後から発表されるのは如何なものか?
それならノンタイトル戦として行なうべきか
もしくは
「IBFタイトルは賭けず、WBAタイトルに大毅が挑戦する試合」
として、きちんと変更して発表してから試合をすべきではなかったか?
日本では珍しいが、海外では体重超過により失格になるチャンピオンはたまにいる。
そんなとき、体重超過している方は勝ってもタイトルを得られないので心がすでに折れており、ヤケクソになって大体負けるケースが多い。
必ずと言ってもいいくらい負けてる(苦笑)
あの日のソリスも心が折れていたはずだが、厳しく言ってしまえば、そんなソリスの心を折る技量すら大毅にはなかったってことだ。
徳山昌守や長谷川穂積や八重樫東や、新旧の世界チャンピオン達も一様に今回の件はおかしいと異を唱えています。
当然です
「大毅はタイトルを返上しろみたいな風潮になってるけど、なんで返上せなアカンのかな。負けたら返上しないといけないルールなんかない」
と、興毅はブログで綴ってますが…
そんなこと現世界チャンピオンが書いてはいけない。
チャンピオンとしてのプライドはどこにある?
ルールに守られてるからいいのか?
結局、この姿勢が亀田3兄弟の「記録」にこだわる姿勢なんだなと妙に納得してしまいました…
興毅の話をそのまま受け取れば
・大毅は体重のハンデを背負うリスクを背負って試合をしたんやから、負けてもチャンピオンのまま。勝てばWBAタイトルも得られる統一チャンピオン。
ということでしょ。
元凶はもちろん体重を落とせなかったソリスだが、大毅にとっても随分と都合のいい話にすり変わってしまってないか?
んな、アホな。
ただ
一番気の毒なのは戦った亀田大毅です。
ここは、僕もきちんと言っておきたいと思います。
spa
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- 事務局に通報しました。
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