井上vsマロニーを観て
-
spa
2020年11月03日 00:47 visibility348
こんばんは、spaです。
先日、娘が家でクッキーを作っていた。
いつも思うのだが、この子はそこら辺の事が本当に器用で上手だ。
「出来たよ。ほれ」
バターの甘い香りと共に現れたのは
貞子でした(笑)
ウケ狙いで作ったようです。
味は普通にうまいクッキーでした。
あ、その前の日は
これも手作りのケーキ。ワンカット食べた後の(笑)
まぁ、好きみたいですね、お菓子作りが。
話変わりますが
井上尚弥がまた見事な試合をしましたね。ラスベガスでおこなわれたWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチはチャンピオン井上が予想通り、挑戦者のジェイソン・マロニーを退けて見事に一年ぶりの試合をKOで飾りました。
試合をテレビで観ながら思ったのですが、いやもうね、これ、どうしたら井上を攻略出来るんですかね?(笑)
今回の挑戦者、マロニーも世界ランク1位の肩書き通りにいい選手でしたよ。スピードもあったし、タフだし、パンチもあった。ディフェンスも上手かったし、決して井上にやられっぱなしではなく、時折、井上の顔面にパンチを届かせてもいた。挑むチャンピオンが井上でなければ充分に世界チャンピオンの座に就いてもおかしくない選手でした。
しかしながら、様子見の1ラウンドを終えてからの2ラウンド、間合いを把握した井上がテンポアップすると、マロニーは防戦に追われる事になる。ちょっとマロニー目線でこの試合を見るとすれば、とにかくまず、井上のジャブをとうにかしないといけません。ボクシング界には「左を制する者は世界を制す」という有名な言葉があるのですが、井上は間違いなく左を制している。井上のパンチは全部が強くて、右ストレートも右アッパーも左フックも、右利きの選手は実はなかなか打てない右フックもじつにスムーズに打つ。そんな中でも井上の一番の武器は間違いなく左ジャブだ。
普通の選手なら相手の手鼻を挫いたり、距離を図る為に打ったりするのがジャブなのだが、井上の場合、このジャブが実に強いのだと思う。
その重くて速いジャブを実にタイミング良く井上はビシビシ打ってくるので、相手は懐に入りたくても入れないのだ。たぶん、井上は相手の呼吸のタイミングすら読んでジャブを放ってます。マロニーも、それでもたまに懐に入れて接近戦に持ち込めても、すると今度は井上は得意の右アッパーを容赦なく突き上げてくる。そして左フックをボディーにも顔面にも打ち分ける。そのパワーに押され、仕方なくマロニーは井上と距離を取るしかなく、そうするとまた、離れた距離から井上に強いジャブを突かれてしまうのだ・・・・
マロニー君。頑張ってるけどかわいそうだなって、テレビ観ながら思ってました(苦笑)
井上のペースで進んでいた試合は6ラウンドにまず、マロニーの左ジャブに合わせて打った左フックで最初のダウンを奪う。マロニーも望みを捨てずに懸命に立ち上がったけど、続く7ラウンドにマロニーがワンツーを打とうとしたところに、ワンを省いた井上の右ストレートがカウンターでジャストミート。交通事故に遇ったようにマロニーはグニャリと倒れ、そのまま立ち上がれずカウントアウト。あの最後の右、もちろんあれは井上が狙って打ってるパンチです。
まぁ、完勝ですね。まったく危なげなかった。井上はディフェンスにも気を配って、クリーンヒットはほとんど貰ってないし、ボクサーにとっては、自分のパンチが当たらずに相手のパンチばかり貰ってしまう展開が続くと絶望感を感じてしまう程に惨めな気持ちになるのですが、2ラウンドあたりからマロニーはずっとそう思っていたでしょうね。そう考えるとマロニーもよくやったと思います。
井上はバンタム級の完全統一を目指してるらしく、WBCはウバーリとドネアが来月やるのでその勝者と←たぶんウバーリが勝つかな
WBOは井上に劣らぬハードパンチを持つカシメロが王座に君臨している。WBC・WBOのいずれかのチャンピオンと次戦でやれるように交渉すると大橋会長も仰ってるみたいです。
全戦績20戦20勝(17KO)
世界戦だけでも15戦15勝(13KO)
こんな選手が日本に現れるとは。
spa
- favorite17 chat6 visibility348
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件