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    2021年11月29日 15:07 visibility323

皆様、こんにちは。

 

 

未だスワローズ日本一の余韻に浸ってますが、その間に毎年注目しているクイーンズ駅伝がしれっと終わってしまいました。

 

 

ま、僕は観てましたが。

 

 

積水化学が磐石の強さで初優勝でした。メンバーを見たら、これは積水化学かな、と僕もすぐに思いましたが、それでも力をそのまま発揮することが難しい駅伝で誰一人調子を崩すことなく襷を繋げられたのがさすがの強さだなと思います。普通にやれば卜部と佐藤早と新谷がいれば、そりゃ強いですね(苦笑)

一方、三連覇を目指したJP日本郵政は一区の鈴木亜由子のまさかの出遅れが最後まで響き、優勝候補の一角だったワコールも三区の一山が5つ順位を落とすなど、オリンピック出場者ですら、なかなか本来の力を常に発揮するのが難しいのが駅伝ですよね。寒い時期に寒い場所(宮城)での開催なので、余計にそうだと思います。普通のことを普通にやるのが実は一番難しいってのと同じかと。平凡な家庭が実は一番幸せだったりしますが、その平凡を築くのが一番難しかったりとか・・・・

 

 

何の話ですか?(笑)

 

 

さて。ここから話を変えて。

 

 

何回か前のブログで、注目していますと書いた井上拓真vs和氣慎吾の試合。フルラウンドの映像が観れたので、結果を知りつつ僕なりに採点しながら観てみましたが、やはり拓真の完勝でしたね。

 

(僕の採点)

井上99・・・・・・・・・・=118

和氣・・9899999999=109

 

 

公式採点も117-110が三者の3ー0でした。

 

 

序盤は和氣も良かったんですが、3Rから拓真がタイミングを掴んだというか、容易に和氣の懐に入れるようになり、4Rには右のオーバーフックでダウンを奪います。これは、和氣がどうしても左側にダッキングしてしまう癖を見抜いた拓真が、そこに合わせた右フックをドンピシャで入れましたね。ダメージありながらも和氣も最後まで諦めずに戦いましたが、拓真の巧みな防御の前に和氣のパンチは空転するばかりで、和氣の持ち味を徹底的に封じた拓真の完勝でした。和氣の左を打たせない為に、密着すると必ず和氣の左肩の前に頭を置いて、和氣の左を完全に殺してましたね。

井上拓真は兄尚弥の影に隠れているように思われてますが、兄が凄すぎるだけで弟もかなりハイレベルな選手であることは間違いないですね。世界戦が決まりさえすれば、誰がチャンピオンでもタイトル奪取の確率はかなり高いと思いますね。

 

 

そして、年末に向けて日本ボクシング界もビッグマッチが続々と発表されていますが、その中でいくつか紹介したいと思います。

 

 

12/15東京

WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ

井上尚弥ーアラン・ディパエン(タイ)

 

12/29埼玉

WBA・IBF世界ミドル級統一タイトルマッチ

村田諒太ーゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)

 

12/31東京

WBO・IBF世界スーパーフライ級統一タイトルマッチ

井岡一翔ージェルウィン・アンカハス(フィリピン)

 

 

他にも中谷潤人の防衛戦や、吉野修一郎と伊藤雅雪の生き残りマッチなども注目ですが、一般的な注目度としてはこの3試合がそうなのかなって、ちょっとこれらについて私の予想を挟みつつ書いてみたいと思います。

 

 

まず井上ーディパエン戦の予想ですが

◇井上9ー1ディパエン

今や脂の乗りまくっている井上の充実度は言うまでもなく、他団体のチャンピオンとの統一戦が決まらず、試合枯れを防ぐ為に通常の防衛戦になったのが今回のディパエン戦になる訳ですが。

IBF5位にランクされてるディパエンはここまで14戦12勝(11KO)2敗という戦績の持ち主ですが、高いKO率からも一発は警戒するに値しますが、著名選手との対戦経験もなく、それ以外は井上が圧倒するのではないでしょうか。

序盤で動きを見切った井上が遅くとも5Rくらいにはけりをつけそうな気がします。

 

 

つづいて村田ーゴロフキンですが

◇村田2ー8ゴロフキン

村田の勝機は2割はある。そう考えて前向きにいってほしいです。展開の予想としてはまず、序盤から村田がペースを掴むのは考えにくい。ゴロフキンも序盤は見るタイプだが、村田よりは仕掛けが早いと思う。前半はある程度ゴロフキンが攻めて村田が凌ぐという展開になりそう。もしかしたらその段階で試合が終わってしまうかも知れないが、村田がガード固めながら凌いで、その間にゴロフキンに生ずる僅かな隙を突くことが出来れば、村田にも少しずつチャンスが出てくるかも知れない。具体的には村田の右が当たるかどうかですよね。

ボクシングに理屈や理詰めは大事だが、たぶんそれを考えてもゴロフキンには当たらない。それこそ相打ち狙いでも一発、野生的な右を入れられれば・・・・

そこに顔があるから打つ。そのくらいの気持ちで、とにかく思い切りよく行く方がゴロフキンは嫌なんじゃないかなと。

予想としては、順当ならゴロフキンのKO勝ちだと思いますが、村田も見せ場は作ってくれると思う。期待したいですね。

 

 

そして最後の井岡ーアンカハスは

◇井岡4ー6アンカハス

これはまず、アンカハスという選手がとても強い選手なので。このアンカハスはとにかくパワーがあって、惜しみなくその強打を連射してくる選手です。どっちかというと井岡が待ちの選手で、相手に打たせておいて隙を探るタイプなので、それをやってると逆にアンカハスがどんどん調子に乗って勢いに乗せてしまうのではないかという懸念がありますね。井岡はディフェンスもいいし、パンチを的確に急所を狙う正確さもありますが、アンカハスは身体も頑丈で、細かいことは気にしない、ある程度の適当さもあるので、パワーに劣る井岡は相性的にもアンカハスとは悪いかなという気がしています。それでも井岡はボディーブローが上手いので、アンカハスのみぞおち辺りに一発入れられれば、それでペースは取れるかも知れません。カウンターのボディーが入ってくれればってとこでしょうか。

予想としてはアンカハスの判定勝ちを推しますが、アンカハスのKO勝ちや井岡の判定勝ちもあると思います。この3試合の中では一番予想が難しいカードですね。

 

 

さて。長々とボクシングの事を書いてしまいましたが、今日ここに書いた、拓真も和氣も、尚弥も村田も井岡も、スポットライトという目映い光をまさに浴びている選手達ですね。

しかしボクサーはいつまでも光を浴びれる訳ではない。光には影がある。

 

 

次回はその影の部分を書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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