
レギュラーとサブを分ける差って何だろう?
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ペスカドーレ
2012年02月09日 13:30 visibility4508
『ストロングポイント』をどう活かして、レギュラーの座を勝ち取り、ストロングプレーヤーとなるのか?
そのレギュラーとサブには、どのような差があるのか?を考えてみる…
例えば11人を越えるメンバーがいるチーム(悲しいかな、私が指導する中学校は部員数10名…みんな貴重なスタメンです[d223])にとって、誰をスターティングメンバーに起用して、ベンチのサブメンバーとして温存するのか?
チームの監督・コーチは悩み所だと思います。
当然、先に取り上げた『スーパーサブ』というチームの“武器”として、ベンチで活躍の場を待つ『ストロングプレーヤー』もいる訳ですが、最大11人で競技するサッカーで、スターティングメンバーとして出場できる選手とそうでない選手の差と言うと…
やはり、自分の特長をよく理解し、活かすためにどうすれば良いのか?を考えてプレーできる選手というのが、サブメンバーと大きな差を生むことになるでしょう。
持って生まれた「体格や運動能力=フィジカル」だけで起用されるケースもありますが、この持って生まれたフィジカルも「頭脳」と「心」が伴わなければ、先々宝の持ち腐れとなってしまいます。
技術や走力などは、目標・目的を持って意識すれば…長友選手のように鍛えることも可能なのかもしれませんが、結局は自分を知り、長所を最大限活かすために考えを持ってトレーニングに臨めなければ、意識している人となんと無くな人と、試合へのトレーニングでも差が開くばかりである。
しかも、トレーニングで差が開くだけでなく、トップチームで数多く出場できている選手にとっては、『経験』ということも『ストロングポイント』になると言えます。
サッカーには、ポジションが「11」あって、選手たちは様々な個性を持っています。
その中で「自分はこれが得意。自信のあるプレーなんだ」と何か“武器”を持っている選手の方が、試合に出られる確率は高いと思います。
ただし『ストロングポイント』だけを意識し過ぎて、プレーの選択やポジショニングが疎かになってしまい、試合の中で機能しなくなることにも注意を払わなければならない。
たまに、「強烈な個性」=『ストロングポイント』と勘違いしてしまいチームに不調和をもたらしてしまう選手がいる。スタメンとしてプレーするためには、「地味なプレーを確実にこなし、プレーの成功率を高めることも重要でしょう…」
このプレーとは、「状況に応じたポジショニング」 「相手からボールを奪うこと」 「奪ったボールを味方に繋ぐこと」の3つではないでしょうか?
自分の『ストロングポイント』を出せる状況を探りながら、発揮できるタイミングを嗅ぎ分ける「賢い選択」が重要だと思います。
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