熱中症にご用心!!!　　～ 講習報告 ～

今日は全国各地が晴天の中、熊本県でも各地の小学校で運動会が行われていました。

賑やかな音楽と声援が小学校の横を通る度に、聞こえてきました｡.:♪*:･'(*⌒―⌒*)))

さて、そんな中私はというと‥予定していた『熱中症＆救命講習』のため、熊本県長洲町立長洲中学校に出向いてきました。仕事明けだったので、到着した時には既に大塚製薬の講習担当（越智さん）が講習を始められていました。

途中から講習を聞いていましたが、大人の私も大変勉強になり、中学生にも分かりやすく説明されていました。さすがプロ‥上手に受講生を引き込んでいました(ﾉ*ﾟ▽ﾟ)ﾉ

子供からご老人まで、本当にためになる講習だと思いますよd(-_^)good!!

【大塚製薬　熱中症予防啓発活動について】

http://www.otsuka.co.jp/environment/society/fever/

参加者は、対象としていた部活動生や教員と保護者が約６０名も参加してくれて、熱心に講習を聞いてくれていました。（写真は講習会の様子）

少し話がそれますが‥今日は、地元の玉名市でも「第9回玉名温泉夢まつりYOSAKOI～復興への絆～http://www.city.tamana.lg.jp/shokan/kanko/kankoannai/matsurieventjhoho/shintyakuevent/yosakoi.html」が２日間開催されていました。講習後に使用した機材を職場へ返却する際、会場前を通りましたが、イベントに参加している踊り子さんや見学客など‥多くの人でごったがえしていました。

ちょうど歩道で停車していた際に、かなりの人が暑そうに出番を待っていたり、影に入りきれない状況でした。

昨日まで冷え込んでいての今日の暑さだっただけに、熱中症が発生しないか心配しながら、賑わう会場横を通り過ぎましたが…大丈夫だったでしょうか？何事もなければ良いんですが、過去に某遊戯施設が管轄区域にある消防署に勤務していた頃、同じような「よさこいイベント」で熱中症で多数倒れての救急要請（多数傷病者？）があったことを思い出しました。

あの時は大変でした(;￣ー￣川 ｱｾｱｾ

このようなイベントをする際には、企画主催者の準備と配慮など、予防面が重要になってきます。

そのような意味でも、今日行なったような予防講習会は夏を迎える前に大切なことではないかと考えます。

だいたい、何かあっても対応できるように準備～対策～予防している場合、事件事故は起きにくいものなんですよね…（当然起きた時には、迅速・的確に対応もできますから）

いつも起きるのは「どうせ自分にはないだろう‥まぁ大丈夫だろう‥」と思っている人なんですよ…何人もそのような人を見てきました(ﾉ_-;)ﾊｱ…

昨日、勤務で保育園の保護者会対象に救命講習に出向しましたが、園の会議が終わると２/３くらいの人はそそくさと帰えられていました。毎度のことなのですが、やはりガッカリします(￣_￣|||) どよ～ん

みなさんはどちらでしょう？？？

さて、講習に話を戻します。

昨日の勤務での救急出動は、午前中に３件も運動競技中の救急要請でした。

内訳は、ラグビー×２、バスケット×１、心肺停止の重篤事案はありませんでしたが、スポーツって怪我がつきものだなぁ～とつくずく思います。

今回の救命講習は、部活生の「心」、「頭」、「手」の３つをキーワードで行いました。

脳っていうのは、３分間血流が遮断されると、不可逆性（元に戻らない）を持った細胞でできています。繊細で、人間という人格を形成するのには欠かせない臓器です。

生徒にはしっかり「脳（頭）を動かして」覚えて帰ってもらいたいと訴えました。

今日の講習が、「記憶」よりも「心」に残って欲しいもんです…

次に、救急隊員も医者も専門機材を活用しますが、基本的には「手（掌）」を使い、一般住民と同じ“心肺蘇生法”を行います。

しっかり今日講習で教えた方法で「止まった心臓（心）を押して」、ひとつでも救える命を増やしてくださいね!!!

そして、何より大事なことは、「勇気を持って行動すること＝人を思いやる心（絆）」が大事だと話しました。

今日、家に帰って家族との会話の中で、話題になっていたら幸いです、(￣▽￣)V !