巨人・原沢GM、育成改革で脱清武氏
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Miya
2012年01月17日 23:34 visibility890
巨人は16日、川崎市内のジャイアンツ球場で、育成選手による合同自主トレーニングをスタートさせた。(中略)
視察した原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(55)は「普段よりも(支配下登録が)少ないのでチャンスは例年より多い。しっかり自覚して練習に取り組んでください」と訓示した。(中略)
原沢代表は、現場の意向をくみ取り、昨年100試合程度行った育成試合を削減する方針だ。「若干減るかもしれない。数十単位で。試合数をこなすのが最優先で、練習の機会がなかなか得られません、というのもよくない」
実戦数を重視した清武路線から、実戦と反復練習のバランス重視に軌道修正する。育成試合の指揮を執っていた吉原育成チーフコーチも「試合に入るための準備をしっかりさせたい。(試合と練習との)メリハリをつけたい」とフロントの方針転換を喜んだ。(サンスポ 上野亮治)
んんー、さっそく清武遺産の育成潰しが始まったか?と思える論調の記事であるが(どうもメディアは反清武派が多いね)、そういう話でもなさそうだ。
清武の乱以来、球団にはさまざまな非難が寄せられていると思う。中でも「また大型補強路線に逆戻りかよ?」という逆風を原監督、原沢GMも当然受けているし、だからこそ、彼らはことさら育成を今後も重視するかのような発言をしてきたと思う。腹の内はともかく攻撃の的を自らつくる必要はない。だから今回が初めての「育成をいじる」という発言で、スポーツ新聞ならではの過激な見出しだけがついているが、実際は育成を効果的に運営するための試行錯誤でしょう。
昨年億単位の投資をしてジャイアンツ球場にナイター設備を完備したのだからたったの1年で結論は出さないはず。原沢さんがGMに就任した時のコメントがこうだった。「ジャイアンツの中には非常に優秀なスタッフの方がいますから、こういう方の意見をよく聞いて、そこで作っていくものだろうと思います。もちろん責任を持つのは私ですけれどもね。それまでの過程の中では、意見を求めたり、アドバイスを求めたりすることが必要だと思います」今のところ言葉通りに動いているように見える。
今回も彼は寒い中、グラウンドまでコーチと共に練習を見に来て、川相2軍監督らと話し合ったはずだ。吉原コーチが「方針転換を喜んだ」っていう「喜んだ」は書き過ぎだろうと思うけど。(笑) 記者の主観だろが?まったく反清武派が多いね〜。(笑)
巨人の2軍と第二の2軍体制は昨年が初めての試みで運営自体が手探りで大変だったと思う。試合に出すべき選手とみっちり練習させるべき選手の見極め、それでも数合わせで試合に選手を出させないといけない場合もあったはず。スタッフも選手も戸惑うことが多かったとだろうし、昨年オフに13人の育成選手が戦力外になったことを考えても、試行錯誤があっても構わない。
川相2軍監督、吉原コーチには、わかっていると思うけど、2点だけリクエストがある。
2軍の試合を1軍ベテラン選手の調整の場にしないこと。高卒でまだ体力強化が必要な選手は逆に試合に出さないことを重々お願いしたい。彼らならきっとちゃんと選手を育ててくれるだろう。原沢さんにはこれから川相さんと原監督の間に立ってどう調整してくれるか見せていただきます。
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