夭折(ようせつ)した人々
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Miya
2012年05月18日 13:58 visibility11271
尾崎豊が亡くなったのは26歳の時で、
父親そっくりの声帯を持つと言われる息子・裕哉は今年23歳。
彼は十字架を背負うのだろうか。あと3年間で何をやればいいのか。
夭折(ようせつ)した、あまりにも有名な父を持った彼は不幸にも思える。
最近ネットで見つけたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)というバンドのギタリスト・アベフトシ。
音があまりにもカッコ良いのでたちまち惹きつけられた。
彼自身の姿も音同様にカッコ良い!
鮎川誠を初めて知った時も「こんな日本人がいるのか!」と驚いたが、アベフトシにもまたビックリした。
あまりにもカッコ良い。良すぎる!
ミッシェル・ガン・エレファントは2003年に解散していて、またもや遅れてきたファンになるのかと思ったが、ちょっと違った。
アベフトシは2009年7月22日未明、急性硬膜外血腫により急逝していた。
42歳だった。
初めて知った時、彼はもうこの世にいなかった・・・。
この感じは、ブルース・リーだ。
1973年7月20日、32歳で彼は夭折(ようせつ)する。
念願であった初のハリウッド主演作『燃えよドラゴン』がアメリカを皮切りに全世界で公開され、大ヒット。一躍世界的なアクション・スターとなった。しかし公開された時点ですでにリーは亡くなっていた。
公開日は、香港1973年7月26日、アメリカ1973年8月17日、日本1973年12月22日であった。
皮肉だなぁ・・・。
彼らは生き急いだわけでも死に急いだわけでもない。
なぜだか知らないけれども、その時に天に召されてしまった。
人生は、何歳まで生き続けられるかという生き残りゲームではない。
誰しも死は怖い。死にたくない。消えたくない。とてつもなく怖い。
しかし、死は確実にやって来る。そして、いつ来るかはわからない。
それだけがこの世でたった一つ確実な事実でもある。
何歳まで生きたかなんて、死んだ瞬間に無意味となるだろう。
どう生きたのか。何を残したか。死んだ後も生き続けているか。
それだけを指針にして生きていけたらいいなと思う。
自分は死と向き合っていく勇気など持っていない。
しかし、いつか来るその瞬間に、「しまったぁあああああ!」と叫びたくなるようなことはしたくない。
肝に銘じて生きていくことにしよう、今日を。
合掌。
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