西本聖と江川卓(その1)

  • Miya
    2010年04月27日 08:29 visibility4193

パ・リーグ首位を走るロッテ。


防御率3.46と投手陣も好調だ。







今年から投手コーチに就任した、


西本聖さんの指導も冴えているのだろう。




西本さんと言えば、


現役時代は巨人を支えたエース・ピッチャーである。




エース・・・!?
当時のジャイアンツには「江川卓」がいた。







正確に言えば、二人は一歳違いで西本の方が年下である。


西本は高卒でドラフト外で入団し、二軍での下積みからスタート。


正真正銘の「雑草」だった。





今で言えば、育成選手のような扱いだろうか。


そんな彼が4年目にして、


何とかジャイアンツの先発ローテーションの座をつかみかけていた頃、江川が巨人に入ってきた。


 




西本は、江川に対して強烈なライバル意識を燃やした。


そうすることで、自らを駆り立て、成長する「力」とした。


 





一方、野球の超一流エリートである江川は、


入団=ローテーション投手であり、


西本のことはまったく相手にしてなかったと思う。


 


 


 







高校時代から「怪物」と言われた江川にとって、


同世代で自分のライバルに値する投手など皆無だった。


 


(この項つづく)















































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