矢野監督は、井上ヘッドの去就は気にならないだろうけど・・・

  • Miya
    2022年02月14日 09:15 visibility1215

阪神タイガース・矢野燿大監督の「今季で辞める」発言で、同・井上一樹ヘッドコーチの立場がチーム内で微妙な立場になったとしたら、大変気の毒な話ではないかと、ふと思いました。

 

 

阪神矢野監督の「退任表明」 立浪監督がほくそ笑むワケ

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd660f97cb50cbaebf875f2b24b25d263d575e2b



というのは、矢野の腹心である井上一樹ヘッドは中日ドラゴンズ・立浪和義監督と昵懇の仲なので、今オフの矢野退陣に伴って阪神への義理がなくなる井上ヘッドが、来季立浪監督のスタッフになることは容易に予想できます。

ここで思い出されるのが昨年巨人のお家騒動。昨年10月5日、阿部2軍監督が1軍作戦コーチに昇格すると同時に石井琢朗1軍野手総合コーチが3軍へ配置転換されました。いきなりの出来事に衝撃が走り、ここで原監督と石井コーチとの確執、衝突などが取り沙汰されましたが、真相はおそらくこうだと思います。

秋になると時期的に来季の契約の話は当然出てくると思いますが、2年契約で契約が切れる石井コーチに対して巨人側から来季も続投要請が出されたようですが、石井コーチはここで区切りだと断ったそうです。このことはご本人がYouTubeで明言していました。(話し合いの時期、詳細については語っていませんが)

また、その後で契約することになる古巣DeNAからのオファー自体は、間違いなくそれ以前からあったはず。言葉を変えれば次はDeNAに行こうと思ったから巨人での契約延長を断ったのでしょう。

 

 
今季限りで巨人を去る。来季はライバル球団であるDeNAのコーチとなる。それを阻止することはできないが、そうなのであれば、自分たちの内部情報をこれ以上石井コーチに与える必要はないということで3軍へ回ってもらったというのが真相ではないかと私は想像しました。あくまで個人的な見解です。

石井コーチとて2年世話になった巨人に対して「来季についてはまだどこからもオファーありません」などと煙に巻くようなことはしないだろうし、巨人側もライバル球団を渡り歩いて来た石井を自分のチームに招いたのだから退団後の石井の再就職先についてとやかく言うことはないにせよ、それが明白になった以上もう1軍に帯同するのは遠慮してもらおうという判断で、代わりに阿部が1軍に入った。

こうした事情からの人事異動。理屈はわからないでもない。原監督らしいと言えばらしい・・・。

 

阪神とて同じことが起こる可能性があります。

来季矢野監督がいないことよりも、「井上ヘッドが来季中日に行くのでは?」と選手が疑心暗鬼になってしまい、井上ヘッドの求心力はガタ落ち・・・なんてことになったら井上ヘッドはたまったもんじゃないでしょう。

同時に、それを招いた矢野監督の求心力もガタ落ちになると思います。

 

 

 

井上ヘッドは裏表のない明るいキャラクターなので、そんな雑音は軽く一掃してしまうかもしれませんね。私の勝手な憶測なんか取るの足らない杞憂で終わってくれれば良いと思います。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。