
監督采配のミス~ガンバ大阪vsヴァンフォーレ甲府~
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カズキ
2011年09月25日 23:05 visibility102
この試合前では、首位のガンバと、降格争い真っ只中の16位甲府の対戦ですが、実は甲府のホームの際にガンバに勝利しています。
ガンバにしてみれば、その敗戦からずっと負けていないことになります。12試合負けなしだったので。
しかし、蓋をあけてみると、ボール支配率は高いものの、ほとんどが甲府の守備網に引っかかり、チャンスというチャンスすら作れなかった内容でした。
特にMF遠藤がいい形でボールを持てず、また、調子も悪いのか持っても効果的なパスが出せていませんでした。
前半に関しては、遠藤が引いて、二川が積極的に飛び出していたため、二川からチャンスが作れていましたが、後半、二川を下げ、FWを4枚にしたら、逆にかぶってしまったり、サイドからいいクロスが入らなかったりと、余計に停滞していきました。
シュートをほとんど打てなかったラフィーニャを下げるか、ラフィーニャやイ・グノにパスを供給するため中盤を厚くすることが必要だったと思います。
とはいえ、この試合に関していうと、甲府がパーフェクトの試合をみせました。
おそらく、支配率やシュート数はガンバの方が上回っていると思いますが、枠内シュート数は明らかに甲府の方が上。
ガンバのGKのファインセーブがなければ、4-0もあり得た完勝でした。
2トップのハーフナーやパウリーニョのおかげもあるとは思いますが、無理に飛び込まず、パスコースを制限したり、場合によっては2人がかりでボール保持者を潰しにいくことで、高い位置からのカウンターが出来ていたことも勝因だと思います。
そういう意味では、守備陣が素晴らしかったことを褒めなければならないですね。
Jリーグも全然やれるじゃん!!と思わせてくれた試合でした。
パスサッカー主体のガンバからすると、コースはないし、足は出てくるし、とやりづらかったでしょうw
確かに、ガンバのパスがことごとく、甲府の守備に引っかかってましたから。
そして、注目したのは甲府のMF片桐。
2-1で勝利した前節でもゲームメーカーとして働いていましたが、この試合でも視野が広く、パス出しやドリブルでガンバの選手たちを翻弄してました。
決して派手なプレーヤーではないですが、この選手がいるから、前線の2人が輝けるんだと思います。
ガンバは今シーズン初の無得点、そして、ホーム初黒星。
ガンバにとって甲府は相性が悪いんですね。。。
甲府はこれで連勝です。これで浦和や新潟との勝ち点差は2。試合内容からしても16位のサッカーではないし、ガンバに勝ったことは自信になるでしょう。今後台風の目になるかもしれません。
☆最も印象に残った選手
ヴァンフォーレ甲府・MF 片桐
甲府に来る前からいい選手だと思ってましたが、ガンバの日本を代表する選手たちを相手に冷静にいなす姿は、もっと上のレベルで出来る選手であることを感じました。
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