見た大逆転!〜甲子園

  • 仲本
    2011年08月15日 22:37 visibility186


(魔物…?※違います)

お盆休み。行ってきました甲子園球場。今日はどんな日記でいこうかな〜、といろいろ考えていたのですが、そんな下手な考えを吹き飛ばす結末が第四試合の9回に待っていました。

まったく横浜ペースで試合は進みました。1回、先頭打者の四球を皮切りに1、3塁のチャンスを作るとまんまとダブルスチールを決めて1点。その後も得点圏に進めた走者をことごとく還し、小刻みに得点を重ねます。








対する智弁学園は柳投手の前に凡打の山。5回途中まで走者すら出せません。
応援席からの声援を聞いているとなぜか智弁サイドから「いけいけよこはま」と聞こえます。なんだそりゃ、と思ってスコアボードをよく見ると、智弁の7番打者が「横浜くん」なのでした。じゃあ「たくや」とか「だいすけ」とか名前でやればいいじゃないか、なんかどんくさいなあ、と思って見ていると、チーム初ヒットをかっとばします。


(スコアボード上は旧字体の「浜」。)

やれやれ、ノーヒットノーランも消えたことだし、もう帰るかぐらいの気分でしたが、昔、甲子園で横浜高校リードの試合途中で帰ったらその後大逆転という試合があったことがあったことをふと思いだし、もう少し見ることにしました。

そうこうしてる間に智弁学園9回の攻撃。2番、3番の連続ヒットで意地を見せて無死1、2塁も、外野フライ2つでツーアウト。無死1、2塁は点にならないのかなあと思って見ていると6番打者がセンター前に弾き返します。1点を返して7番横浜くん。

緊迫した場面なのですが例により智弁アルプスから「いけいけよこはま」コール。なんか調子狂うなあ、と思って見ていると、投手の手元が狂って死球で出塁しました。

二死満塁で代打登場。追い込まれながらも放った運命の打球はライト線にポトリ。二者を迎え入れます。

あれ?同点?同点!

とこの時わたしはもう状況がよくわかっていませんでした(苦笑)

智弁学園は3安打に抑えられてきたのがこの回一挙7安打8得点。その裏横浜もノーアウトからヒットの走者を出し、もつれる可能性もありましたが後続を絶たれ試合終了。

「アウトを三つとられなければそのイニングはいつまでも攻撃可能」、野球のルールそのものが悪魔的なのだなあとこういうゲームを見るとつくづく思います。





















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