決勝戦雑感。

  • 仲本
    2011年08月20日 21:02 visibility139


(眩しい後ろ姿を見せ、夏は足早に過ぎて行く)

甲子園の決勝戦が終わって、大阪市内にも雨が降ってきた。夏の盛りのざっと降る雨ではない。ぽつりぽつりと静かな雨だ。

電力事情に配慮して午前9時半開始となった今年の夏の決勝戦。土曜日のゲームなのだが今週は夏バテなのかどうも身体が重く、朝早く起きて球場まで行く元気がなかったのでテレビでの観戦となった。

日大三の完勝といってもよいゲームだった。光星・秋田投手は無難に立ち上がったが失投を一球で仕留められ3失点。

5回二死一、二塁から打者としてライト前ヒットを放つがストライク返球の前に走者が本塁タッチアウト、結局これが唯一チャンスらしいチャンスだった。

「特別な夏」に東北勢初優勝の悲願達成か、そう思って甲子園に足を運んだ人もおそらく多かったろう。ここで1点入っていれば3−1、さらに打順が1番に還り、球場の雰囲気が一変していたかもしれない。まあ、タラレバである。

対する吉永投手、昨日先発回避とは言え3回戦から5日で4登板、しかしこの日も最後まで崩れなかったのは見事。一枚看板で夏を勝ち抜くのはいかに強力打線を擁していても厳しいのでは、との読みを裏切る好投だった。

それにしても、夏の大会決勝戦はこれで4年連続の2ケタ得点試合。「接戦の夏」を決勝戦に求めるのはもう無理なのだろうか?


















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