春季大会放浪記〜大阪・豊中おまけ
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仲本
2015年04月14日 22:09 visibility281
この日の第三試合は市立西ー天王寺。しかし夕方早く帰らないといけない都合があり、試合前のノックだけ見るということになった。
市立西高、一昔前は西商業といった。学科の改編で今は英語・流通経済・情報科学科の三つの学科になっている。
スタンドでの会話を聞いていると商業ほどではないにせよやはり女子生徒の割合が多く、野球部は「入れば即レギュラー」の状態なのだそうだ。
ノックを見ると確かにそれぞれのポジションに一人ずつで、なんとなくのんびりしている。総勢でも12、3人といったところか。
これでは遠すぎてまったくわからないだろうが、西高のユニフォームは筆記体で「nishiko」。色目は違うがどことなく、某マンガに出てくるチームのものを連想させる。
西商業時代のものを引き継いだものかは定かではない。案外「おれたちもあんなのがいい」という声が上がったのかもしれない。
こちらは天王寺。もちろんベンチには規定いっぱいまで選手を入れている。スタンドにいる制服の子たちはひょっとすると新入生かもしれない。
傾いてきた陽射しのせいか、黄味の強いユニフォームには大阪の伝統校を示す六稜、ストッキングの黄色い2本線は市内二中の名残。こちらはおいそれとは変えられまい。まだ春だがかなり刈り込んだ頭の選手も目立つ。
対照的な両チームの対戦は一回の表、天王寺の先頭打者が右中間へ三塁打。わたしはここで球場をあとにした。試合は天王寺のコールド勝ちだったそうだ。
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