春季大会放浪記〜兵庫準決勝その2

  • 仲本
    2012年05月05日 20:19 visibility157




実は兵庫大会は決勝戦も終わっていますが、準決勝の続きです。

第一試合には地元の明石高校が勝ち進んできました。



報徳学園−明石

明石000 003 020 000 0_/5

報徳000 013 010 000 1X/6

(延長13回)

試合は後半に大きく動きました。明石は6回タイムリー三塁打で同点に追いつくとさらに報徳のエース・田村投手に三連打を浴びせてこの回都合3点。報徳もその裏、背番号10のアンダースロー・松原投手を攻略、犠牲フライと連続長打で再逆転します。



両チームの投手が代わった終盤、明石は8回一死二塁からライナーでライトを越す三塁打が飛び出しまず同点。スクイズはファウルになったあと、打って出てセンター前ヒット。
これで再び明石が1点リードします。
報徳はその裏シングルヒット3本をつないで再び5−5の同点。しかし続く8、9回のチャンスは明石のリリーフ・福山選手(背番号2)が踏ん張って試合は延長へ。



10回、明石は死球にバント内野安打、安打で無死満塁と大チャンスを迎えますが、内野ゴロ本塁封殺と浅い外野フライで二死、後続も凡退で得点ならず。

報徳も二死から二塁打を足掛かりに満塁までいきましたがあと一本が出ません。



決着は13回の裏に訪れました。先頭打者がフルカウントからファウルで粘った末に左中間二塁打。送って一死三塁となったところで明石は満塁策をとります。



報徳はここで代打。いかにもミートがうまそうな構えから放った打球は痛烈なセンター返し、サヨナラの走者を迎え入れました。



準々決勝でも延長14回を戦い、公立の雄・加古川北を振り切って準決勝に進んだ古豪・明石高校でしたが、この日は報徳学園の前に力尽きました。

安打は明石12本、報徳11本。試合時間はそれでも2時間40分程度でした。






















































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