地方大会放浪記~決勝にも魔物が棲んでいる?
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仲本
2012年07月28日 22:48 visibility184
(はばタン《Reverse Angle》)
兵庫決勝
滝川二000 302 010/6
加古北011 000 000/2
加古川北は序盤得点圏に走者を置いて左へ右へ外野の頭を越える長打。効率のよい攻めで先手をとります。滝川第二は4回、4番5番が連続ヒット。その後一死2、3塁から前進守備の二遊間をゴロで抜くセンター前タイムリーで同点。さらに二死2塁から、9番打者の打球は投ゴロ。投手が二、三歩一塁方向に歩みよってゆっくりと一塁へ。チェンジかと思われましたが…、
なんとこれが一塁手への高投となり、ボールがファウルグラウンドを転々。まさかの3点目が入りました。
まだまだ試合はこれから、しかし加古川北は4・5・6回の打者一回り分三者凡退に打ち取られます。序盤にあっさりと点を取ったような雰囲気ではなくなってきました。
6回の滝川第二の追加点は二死から右中間へ2点タイムリー二塁打。ボールはセンターが飛びついたわずかに先に落ちました。
(とりあえずあいてるところを見つけて座ってみたら加古川北サイドでした。両チームとも応援席はよく入りました。)
8回裏、加古川北は代打攻勢で連続ヒット、無死1、2塁と反撃のチャンスを迎えますが期待の1番打者が三塁ベース寄りの強いゴロで三塁封殺-一塁転送で併殺と球運味方せず。
滝川第二の前評判は必ずしも高くなかったはずですが、よく守って有力校を次々と撃破しました。本大会まで若干の間があくことで勢いが止まらないか心配ではありますが、「野球の滝川」の伝統を継承する使命を帯びて、甲子園復活は13年ぶりになります。
皆さんの日記をのぞいてみると今日は各地の決勝で球運のいたずらともいうべきシーンがあったようですね。
(試合終了。マウンドに歓喜の輪ができます。滝川第二応援席は向こう側)
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