夏の甲子園〜古豪・下関商

大会第３日は注目のカードが続き、朝から大入り。席も空いてくるだろう第三試合の後半に球場着という、ある意味贅沢な予定を立ててみましたが、スタンドは終了までこんな感じでした。

で、第３試合終了後。

外野席上段にだいぶ余裕が出てきましたが、今回はアルプス席に移動しました。まあ、グラウンドの見え方はさっきの外野席の端っことほぼ変わりありません。

一塁側・下関商応援席に並ぶ列。20年ぶりの夏の甲子園出場とあって、たくさんの応援団がやってきていました。学校創立は1884年という歴史ある学校で、野球部も1963年に春夏連覇まであと一歩のところまで行きました。

アルプス席上段の応援団旗。これで今回の任務終了です（苦笑）。

スクールカラーなのでしょうか、旗やメガホン、Tシャツはすべて紫でした。わたしもこの日はたまたま紫のTシャツだったので偶然ながら関係者っぽかったです。

ところが、試合開始直前に大粒の雨が落ちてきました。アルプス席は外野席ほど通路の逃げ場があるわけでなく、そのままタオルをかぶって座っていると予定通り試合が始まりました。

初回から下関商は１点先制で意気上がります。商業高校ということもあってか、女子の声援が非常に目立ちます。かつて同じ山口の宇部商業がこんな感じでした。

癒されるぅ(*´∀｀)。

アホなことを考えていると、上空から雷鳴が聞こえてきました。

４回表が終了したところで雷のため試合は中断。
雨は降ったりやんだりでさほど影響はなさそうなので、ほどなく再開されると思っていたのですがこれが予想以上に長引きました。予報を見ると兵庫県南東部は雷雲で真っ赤でした。

この日は雨の準備を特にしていなかったのと、あまり帰宅が遅くなると自分はともかく家人が困るので、ちょっともったいないが家に戻ることにしました。今から戻れば試合終盤はテレビで見られるだろうという目算もあったためです。

はたして帰宅すると９回の裏でした。試合は延長に入り、11回に下関商がサヨナラ勝ち。20年ぶりに甲子園に勝利の校歌が流れました。