謎の球団〜社会人野球・島津製作所
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仲本
2013年03月23日 23:21 visibility12034
春の甲子園の裏で意表をついて社会人野球ネタの連発です。
わかさスタジアムでは社会人野球京都府春季大会が行われています。参加チームは京都・滋賀・奈良の12チーム。一次リーグと決勝トーナメントという形式で、訪れたのは一次リーグの最終日でした。
今日のターゲットは島津製作所。チーム名のプレートを見ると日本新薬と島津製作所だけがちょっと書体が違います。「昔から新薬さんとは試合させてもろてます。その辺のぽっと出と一緒にせんといておくれ」という雰囲気ですが…
そもそも島津製作所って理系の博士・修士クラスの方々が日夜研究開発にいそしんでいる「頭脳系」のイメージしかないのですが?
試合前のノックを見ると全国大会の常連である新薬とは球際の強さや内外野の連携といった点で、さすがに差がありそうです。
両チーム挨拶。ベンチ入りの人数からして違います。島津の先攻で試合が始まりました。
1番打者が三遊間のゴロ、これが敵失を誘います。型通り二塁に送ると3番打者が三遊間に痛烈なヒット!先制のチャンスでしたが4番打者が4−6−3の併殺に倒れて無得点。
島津は先発にサイドスローをもってきました。
新薬の先頭打者の打球はバックスクリーン左に消えていきました(´д`)。
結局初回の新薬は5安打2四死球にタイムリーエラーもあって打者12人を送りこみ、一挙7点。3回にも打者9人で5点。5回にも打者一巡7安打集中で5点。
なんだかんだで18−0で5回裏を終了し、グラウンド整備に入りました。
…5回コールド規定はないのかよorz
時刻は16時を回り、思ったより風が冷たくなってきたのでたまらず中途退出しました(なお、入場は無料でした)。
島津製作所は会社HPに野球部の記載はなく、おそらくは会社としてもそれほど多額の活動費を出しているわけではないのでしょう。まさかいまさら野球部を全国大会に送りこんで一旗揚げようというわけでもありますまい。
ちょっと業績が悪くなると名門・強豪チームでもあっさり休部の憂き目にあう近年の社会人野球の状況にあって、「部活の自治と独立」が守られる社風ということなのでしょうか?謎は謎のままでおいておいたほうがよいのかもしれません。
ちなみに、島津は来週30日に京都大学と練習試合を行うそうです(京大野球部HPによる)。試合としてはひょっとしてこちらのほうが面白いかもしれません。でも来週はさすがに春の選抜も見に行きたい。
…だ、誰か代わりに見に行きますか?
(-.-;)
(この画像ではわかりにくいですが、ユニフォームの左胸に赤地に白で丸に十の字の社章がついている)
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