幻の21世紀枠候補?~兵庫・加古川東

  • 仲本
    2016年04月30日 12:06 visibility3335

何事もなかったように野球ネタに戻る。

去年秋の高校野球兵庫大会、ベスト4には明石商、報徳学園、神港学園、加古川東が残った。
明石商のその後の活躍はご存知の通り。報徳、神港は甲子園に近い強豪私学だが、加古川東が上がってくるとは予想していなかった。準決勝で明石商に、三位決定戦で神港学園に連敗し、残念ながら近畿大会出場はならなかった。















(ユニフォームは漢字で「加古川東」。ストッキングのラインは4本)
加古川東は大正13年創立の旧制・加古川中学の流れを汲む。某週刊誌調べでは2016年も京都大11名、大阪大23名、地元・神戸大に23名を送り出したというから、関西の公立校としては堂々の進学校といえるだろう。

しかし、ふたを開ければ兵庫の21世紀枠推薦は県大会ベスト8の長田高校。結局甲子園出場まで結びつけた。見方によっては同じ進学校枠、加古川東はなんだか割を食ったような気がする。

それでも春も地区大会を突破して県大会に駒を進め、この日はベスト8を争う試合となった。














(加古川東先発は背番号1の大村投手。直球に勢いがあり、低めに決まればなかなかてこずりそう)














(背番号10、正中投手。大村投手と似たようなタイプだが、上げた足がやや二塁方向に入るなどアクションが大きい)

投手は2枚そろっていて、継投も一つのパターンらしい。















この日の対戦相手は東洋大姫路。兵庫で上位進出を目指すなら、当然私学の一角を崩すだけの力がなければならない。加古川東サイドのスタンドでは「善戦してくれればいいが」という声もちらほら聞こえるが、秋の4強の実力はどんなものだろう。

つづく。












































































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