秋季大会放浪記おまけ

（第二球場、わりとちゃんとした球場正面）
今夜ここでドラフトの話題を完全スルーなんて、どうかしてるぜ！

と言われそうですが、皆さんほど詳しくないのでお許しを。各球団の結果はざっと見ました。明日にでも雑感をまとめるとして、先週の積み残しから。

スタンドで歴戦の雄さんとも話をしていたのですが、やはりネットの威力は凄まじく、おそらくは一生会うことなかったであろう人と会えたり、ちょっとした調べ物が部屋の中でほぼ解決したり、大変な世の中になりました。

いったいこのへんてこな野球場はいつからこうなったのだろう、と思って神宮外苑のサイトを見てみると一発回答が出ました。第二球場自体は昭和36年に開場。写真を見るとネット裏のスタンドは現在と同じ。現在ゴルフの練習打席になっているあたりは芝生席だったかもしれません。
球場内にゴルフ練習場ができたのは昭和48年。ついでに当時のゴルフ場の統計も見てみたのですが、昭和48年は年間のゴルフ場新設数が前年の49から104と倍増。100の大台に乗った初めての年でした。神宮球場も昭和56年までシーズンオフには外野スタンドがゴルフ練習場になっていたそうで、ゴルフ熱おそるべしです。

平成５年に改修で人工芝化。外野外周から三塁側にかけてぐるりと取り巻く防球ネットも48mにかさ上げされます。外野フェンスの高さは普通なのですが、三塁側からレフト方向をみるとなるほど金網が高い。広告は「パーゴルフ」になってるし。

一方で変わっていないであろうと思われるのはライト後方にある野球用のスコアボード。今でも手動式です。普段はゴルフ練習場で、野球場としての改修工事はあまり考えてなさそうなので、このレトロスコアボードは意外に長生きするかもしれません。グラウンドは両翼91m、中堅116m。右中間、左中間にあまりふくらみはなさそうでした。

（９番打者に代打が出たところ。選手名のボードが抜けていますね）