親分と呼ばれてみたき夜長なり

おまえのネタはいつもワンテンポ遅いんじゃーい、と男・岩鬼に喝入れられそうなのですが、確かドカベン・オリジナルで大沢監督の出てくる回があったはず、と思い、仕事帰りに漫画喫茶をあたってみました。

土井垣さんが日ハムのドラ１で指名されたという設定です。１年の山田にあっさり正捕手の座を奪われたとはいえ、土井垣さんはプロ注の超高校級選手だったんですよ！

ドラフト会議の指名が２巡目３巡目に入った頃に明訓高校グラウンドに現れたサングラスの男。山田の打撃練習を見てあごが上がってると怒鳴りつけるかと思えば、そのうち見ちゃいらんねえぜとばかりにマウンドに上がり、殿馬から空振りを奪うとやりたい放題です。

明訓ナインはあの人どっかで見たことあるなーぐらいの認識だったという、なんだか失礼な話ですが、まさかこんなとこにプロ野球の監督がひょっこり現れるとは思いませんよね、と好意的にとっておきましょう。

肝心の入団交渉はあっさり断られるのですが、往年のお元気な姿が拝見できます。二次元ですけど。ドカベンの20何巻かです（ずいぶんざっくりした情報だなおい）。

ついでに「ラストイニング」１巻から３巻まで読みはじめてみました。これはこれでなかなか面白い。結局思ったより長居してしまいました。漫画喫茶で読むくらいならブックオフで大人買いしたほうが安くつくような気もしますが…。

（入団交渉でも大沢節炸裂中（笑）。パシフィックリーグの選手・監督を実名で作品に出しまくったのは水島漫画の一番の功績ですね。）