北海道放浪記〜消えた球場・札幌中島
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仲本
2014年08月10日 11:46 visibility6934
宿泊先の部屋の窓から大きな公園が見えました。札幌中心部にある中島公園です。写真の中央に池があり、その向こうには今は木が茂っています。
このあたりに、昭和50年代まで球場がありました。
札幌の野球場といえば、札幌ドームはおいといて、地元以外の人はプロ野球で使用されていた円山球場しか思いつかないところです。しかし、アマチュア野球ではこの公園内にあった中島球場が決戦の場として使用されていました。
例えば夏の高校野球は昭和34年から南・北北海道に分かれますが、昭和51年までの18年間、南北海道大会は円山ではなく中島球場で開催されていました。
そんなわけで、北海道で野球をしていた人に思い出話を聞くと、年齢層によっては「うーん、円山の思い出はあまりないなあ」ということがあるそうです。
北海道最終日は札幌から空港への移動のみだったのですが、朝の散歩を兼ねて歩いてみました。
事前の調べによると球場跡を示すものはなんにもないよ、ということでした。位置関係も上空から撮った写真を見たくらいでいまいちよくわかりません。
今は北海道立文学館が立っているあたりの園内歩道。これがどうもスタンドに沿う道の名残のようなのです。
中島公園はできて以来、都市計画の見直しで何度か大規模改装されているため、昔の航空写真といまのレイアウトがけっこう変わっています。
そのへんの勘はあるほうだと思うのですが、今回は適当なレポートになっています。
中島体育センター(後方の茶色い建物)前のオープンスペース。かつての球場グラウンドはおそらくこのあたり。センター111m、両翼94m、収容人員2万人の球場だったとのこと。
この日は北海道滞在中初めての雨に逢いました。コンビニであわてて雨ガッパを買ったのですが、そうこうしている間に雨が強くなってきました。帰りの便の都合もあり、これで撤収です。
(今回泊まったノボテル札幌。甲子園球場の隣にも同じ系列のホテルがあるので今回あえて泊まってみました。普段よりちょいグレードアップ(≧∇≦)。)
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