昨日の顛末〜都市対抗阪和予選
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仲本
2010年06月22日 20:48 visibility167
NTT西日本は土壇場の9回表、河本のスクイズで2−2の同点に追いつく
(注:試合はこのあと6イニングス続きました)
行ってみました京セラドーム。都市対抗野球阪和予選・第一代表決定戦、NTT西日本−パナソニックの対戦です。
1時間弱で前半5回終了。こりゃ2時間ペースだな、というくらい進行の早いゲームだったのですが、最終的にはこうなりました。
N 000 000 101 000 001|3
P 000 020 000 000 000|2
(延長15回)
見る方も疲れた…、
9回表、NTT西はこの回先頭の4番高本がレフト左へ二塁打。次打者送りバントは投手前、しかし三塁アウトを狙った送球、タッチを焦ったか三塁手が捕れずにオールセーフ。1死後、7番河本が投手右に転がすスクイズで同点としました。
9回裏パナソニックは1死から四球の走者をバントで送り、3番柳田の当たりはショート深い位置への内野安打。4番梶原に期待がかかりましたが空振り三振に打ち取られ、サヨナラ勝ちのチャンスを逃します。
アナウンスによると、延長10回以降で4時間経過し、なお同点の場合、その後のイニングは一死満塁から開始するタイブレーク方式をとるとのことでした。
延長に入ったのは8時半を少し回ったくらいでしょうか、たっぷり時間が残っていました。
ところが延長に入るとNTTは14回までヒットなし。パナソニックはヒットの走者をバントで送りサヨナラのチャンスを二度作りますがあと一本が出ません。
タイブレークに入ったら(21時57分で4時間経過)さすがに帰っちゃうよ、と思っていたのですが、無情にも(?)延長戦は続きます。
14回の裏パナソニックの攻撃。2死1塁の場面、変なタイミングで走者がスルスルと離塁します。気づいた投手が一二塁間挟殺に持ち込んでなんなくアウト。これが21時50分過ぎ。
延長に入ってからも終始押しぎみだったパナソニック、ここで下手に時間を使って無得点に終わるとタイブレークに突入し、15回はいきなり1死満塁のピンチを背負うことになります。どうせならもう1イニング通常ルールでやったほうがいいや、ということも考えたのでしょうか(んなアホな)。
15回表に入り、4時間が経過。この回同点のまま終わればいよいよタイブレークですが、NTT西は1死から9回以来久々のヒットの走者を出します。送りバントで2死2塁。打順トップの永松が一二塁間をゴロで抜くヒット、しかしライトのダッシュよく走者は本塁を突けません。
続く2番梅津はここまでノーヒットでしたが、ファウルで粘ってなんとなく雰囲気が出てきました。右方向にミートした打球はライト線の内側に落ち、ついに勝ち越します。
その裏パナソニックは当たっている6番大江が内野安打。先頭打者が生きました。まさか1点ずつ取り合ってタイブレークとかやめてよ、と思いながら見ていると、バントが小フライになり送れません。続く打者が4−6−3の併殺に打ち取られ、4時間13分の試合はついに決着しました。
NTT西は9回まで投手5人を細かくつなぎ、延長10回途中から6人目の右腕・安部投手を投入と総力戦。
パナソニックは先発山本投手の後を受けた左腕の田中投手が8イニングのロングリリーフで好投しましたが、最後は3安打を集められ力尽きました。
敗れたパナソニックは明日、日本生命と第二代表決定戦。第一代表決定戦は投手2人で乗り切ったパナソニックでしたが、果たして3人目の先発の柱はいるのでしょうか。
え?明日見に行くのかって?
今週はもうお腹いっぱいです m(_ _)m
(最後まで残った応援団へ勝利の報告。さすがに9時半を回ると帰る人も多くなりました)
- 事務局に通報しました。
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