甲子園出場校放浪記〜大阪市立桜宮・後編
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仲本
2010年04月07日 22:38 visibility641
実はこの日は桜ノ宮駅周辺で軽く桜の写真を撮ったあと、野暮用で京都まで行って桜ノ宮に舞い戻ってきたのだった。そんなこんなで淀川土手にたどり着いたのは夕方近くなっていた。
広々とした土手道を歩くとつい歌がでる。
♪暮れぇ〜なずむ〜街のぉ〜
(そりゃ「桜中学」だよ。)
土手の上からはグラウンドがほぼ見渡せる。長方形をした普通の学校のグラウンドといった風情だ。
ちょうど野球部が練習している。走者もつけた実戦形式を繰り返していた。気になる点があれば監督が一度プレーを止めて指示を与える。マイクを通しているようなのでどこか高いところから見ているのかもしれない。
好投手を擁した2008年の秋季大阪大会はベスト4(3位決定戦で敗れたため近畿大会出場は逃した)、09年春季大会は準優勝と期待が高まったが、夏は3回戦で履正社に当たり敗れた。09年秋も2回戦で早々に姿を消している。
グラウンドの外、土手道からは近所のおっちゃんや子供が3、4人、練習を眺めている。ひょっとして甲子園出場でも決めればたくさん見物が来るかもしれないな、とふと思った。
(画像2枚目。グラウンドのネットには「百桜繚乱・行くぞ甲子園」(桜宮なので「百桜」なのです)の横断幕。21世紀枠なんてケチなことはいわず、激戦区を制して本気で甲子園出場を勝ち取ってもらいたい)
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