岐阜遠征おまけ〜野球日本むかしばなし

社会人野球・第64回ベーブルース杯は中日ファームが２年連続２回目の優勝で幕を閉じました。
大会パンフレットによるとベーブルース杯の現物はこんな感じです。由来・沿革についても記載がありました。

昭和22年。当時ニューヨーク・メモリアル病院に入院中のルースのもとを日本の新聞社のＮＹ特派員が訪れます。「ホームラン王の偉業を永遠に讃えるため」、日本で野球大会の開催を企画している。ついては優勝杯もそれにふさわしいものを…、

早い話が「サインくれないか」と。

これだから新聞屋のやることは（笑）、と思いますが、ルースはそんなことならお安い御用、と思ったのでしょう（たぶん）。無事、サイン入りの優勝杯ができあがりました。

ルースは翌年、メモリアル病院で53歳の生涯を閉じますが、日本では約束通り、彼の名前を冠した野球大会が毎年開催されることになりました。

近年は岐阜で固定されていますが、当初は名古屋をはじめ長野・桐生・川崎・室蘭・盛岡など東日本で持ち回り開催され、各地で観衆を集めました。ルースの死から60年以上たった今もなお、ベーブルース杯は海の向こうで受け継がれていましたとさ。

まあ、この大会あんまり知ってる人いないんだけどさ（ぉ