怪童たちの故郷〜大阪決勝・おまけその2
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仲本
2009年08月01日 23:28 visibility113
(かなりローカルな地名が出る話になります。ご了承ください)
くどいようだが舞洲である。大阪市の北西、北港地区にある人工島だ。
車でなければここへ行くには「桜島」からバスに乗る。鹿児島ではないれっきとした大阪の地名である。途中にUSJができたおかげで電車の本数は増えただろうが、臨海の工業地帯を走る短いJR線の終着駅だ。
ここから西九条まで3駅、乗り換えて大阪までまた3駅というのが都心に出るルートになる。
が、今日はこのルートをとらない。桜島から対岸の天保山まで渡船に乗る。
天保山から歩いて5分で大阪港駅。ここから地下鉄で15分で谷町四丁目。駅を降りて大阪城の南側を歩いて行くと、城南という交差点に着く。
歩道橋の上から見るとフェンスに囲まれたポカンとした場所がある。日生球場の跡地だ。交差点の名前も元は「日生球場前」だったように思う。
昔、高校野球大阪大会の決勝戦の舞台は長らくここだった。ここで戦って甲子園のヒーローに育った選手も何人もいるということだ。
さらに森ノ宮駅まで歩いてみると、駅向かいの神社に日本生命球場の文字が残っていた。おおかた改築費用でも出したのだろう。今となってはなかなか貴重。
街の真ん中にあって、見に行くのには今に比べてずいぶん楽だったものだ。
sell放浪記
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