野球の神様はいつ微笑むのか。
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仲本
2009年08月23日 00:05 visibility227
東海の古豪か、北国の新鋭か。甲子園の4強が出そろった。
時にはくじ運に恵まれて、というチームもないわけではないが、準々決勝まで来れば周りはみんな優勝候補だった、というのが普通であり、実力と勢いの両方があるチームでないと準々決勝で勝ち星をもぎ取るのは難しい。今年の準々決勝も「勝てば初めて」「何十年ぶり」の4強がかかっているチームが結構あった。それだけ4強には値打ちがあるということだ。
今年の甲子園の話題をさらった花巻東の主戦・菊池投手だが、春の準優勝のときこう言ったそうな。「野球の神様が優勝はまだ早い、日本一の投手になって甲子園に戻ってこいと言っているのだと思う」…はたして、花巻東は地方大会を勝ち上がって夏の甲子園に戻ってきた。甲子園では初戦からあわやと思われる試合が続いたが、粘り腰で勝利に結びつけ、4強に名を連ねているのはご存じのとおり。
菊池投手自身はアクシデント発生で準決勝の登板が微妙な感じになっているのだが、準々決勝の激闘を制し、チームとしてはそんなことお構いなしに野球の神様を振り向かせそうな雰囲気も出てきた(ここを逃したらいったいいつになるというのだろう)。駒大苫小牧V1の時もこんな感じだったろうか。
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