ぶらり社会人野球~JR東、王座奪取ならず
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仲本
2013年11月04日 12:21 visibility338
(この日好投の東京ガス・難波投手)
今年は観戦が高校大会に偏っているので、たまには違うものを見に行きましょう。
大阪・京セラドームで開催中の社会人野球日本選手権、11月3日の試合です。
もうゆっくりのんびり15:00試合開始の東京ガス-JR東日本戦から観戦しました。
主催者であるM新聞の見どころ欄には「ドラフト1位指名を受けた東京ガス・石川、JR東日本・吉田の投げ合いに期待」…、となっていましたが、両投手とも1回戦で投げたため先発は回避(´・ω・)マアソンナモンダヨ。
JR東日本の先発は左サイドスローの片山投手。1回戦でも吉田投手の後を受けて登板しました。選手名鑑によると今年で31歳、投手陣では最年長です。
JR東日本は2回、3回と先頭打者をヒットで出しますが、2回は三振と盗塁死のいわゆる三振ゲッツー、3回も投ゴロ併殺に切って取られて走者を進められません。
東京ガスは4回、先頭の2番濱田(政)が三塁打で出ると続く3番遠藤が高いバウンドのゴロを打ち、これがセンター前に抜けてタイムリー。エンドラン成功で畳み掛け、内野ゴロの間に2点目。二死から右越え二塁打でこの回3点をもぎ取ります。その後も続投したJR東日本・片山投手は5回以降8回まで出した走者は四球1つだけ。それだけに4回が惜しまれます。
援護をもらった東京ガスの難波投手も危なげない投球でJR東日本打線を退けます。
普段高校大会ばかり見てると、社会人野球はスキがないですね(・_・;)。
9回の攻防に入りました。
東京ガスの攻撃は先頭打者が一、二塁間寄りのゴロ。一塁手とベースカバーの投手との連携がうまくいかず打者走者を一塁に生かしてしまいます。4番にバントで送らせて(この試合送りバントは両チーム通じて初めて)、一死2塁と形ができたところでJR東日本はリリーフに吉田投手を投入します。
やっぱりプロに指名されるような選手はでっかいなあ(選手名鑑では189cmだそうです)、と思って見ていると、代わり端に前進守備のレフトの頭を越える二塁打を打たれてしまいました。これで4-0。
JR東日本は昨年の都市対抗・日本選手権、今年の都市対抗といずれも決勝戦でJX-ENEOSに敗れています。今大会はそのENEOSが敗れ、王座奪取のチャンスだったのですが、2回戦で姿を消すことになりました。
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