名門対決~社会人野球日本選手権

  • 仲本
    2017年11月04日 23:34 visibility592

世間は三連休だというが、わたしには立ち止まることは許されない。

熾烈なビジネスの世界は、生き馬の目を抜くなどという生ぬるい表現では言い表せないのだ。

疲れがないといえば嘘になる。しかしわたしは今日もスーパーエグゼクティブシートに身を沈める…。

 

 

というわけで、今年もスーパーエグゼクティブごっこの季節がやってきました。

ヒラ社員の、年に一度のささやかな夢です(苦笑)。

京セラドーム大阪のネット裏から社会人野球日本選手権の観戦レポートです。

 

【一塁側 JX-ENEOS】

都市対抗野球優勝11回、日本選手権優勝2回

 

【三塁側 日本生命】

都市対抗野球優勝4回、日本選手権優勝3回

 

まだ1回戦ですが、この日の第一試合は名門対決となりました。

 

ちょっと趣向を変えて、今回はまず結果から。

ENE 100 010 000/2

日_生 002 110 00X/4

 

日生の先発・藤井投手は腕も足も長く、なにか外国人投手のような雰囲気のフォーム。ENEOSはその立ち上がりを攻め、レフト前ヒット3本で1点を先制。さらにもう一本ヒットが出て満塁と攻め立てますがここは踏ん張りました。ENEOSは2回、3回にも二塁打でチャンスを作りましたが、いずれも無得点。

 

3回の日生はヒットと四死球で二死満塁とします。ここで5番・廣本の打球は詰まりながらも三遊間の真ん中に飛び、ショートが止めるのがやっと。続く6番・山本もやはり引っ張って三遊間深いところ、ショート反転して二塁封殺を狙いますが間に合わず、なんとも渋い形で逆転に成功しました。

 

4回の1点はヒットとバント処理エラーで1,3塁、ここで右中間への飛球。やや浅いかと思われましたが、ランニングキャッチのライトからの返球は難しいとみて三走タッチアップ、これが正解でした。 

 

毎回ヒットの走者を出しながら、気が付けば2点を追う立場になったENEOSは5回、エンドラン成功で無死1,3塁。次打者死球で満塁の大チャンスを迎えましたが、4-6-3の併殺間に1点を返すのみ。なお同点の走者を三塁に残した場面で日生は高橋投手にスイッチ、三振で切り抜けます。

 

ENEOSも5回頭から二番手・斎藤投手に交代。4番、5番を退けて二死を取りながら、そこからしぶとく三連打をつながれて1点を失います。

 

ENEOSは6回以降も毎回ヒット、というより1回から9回まで毎回の13安打を放ちながら決定打を欠きました。2ケタ安打を「散発」といっていいものか悩むところですが、点が入るときには入るし、入らないときには入らないものですね。

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