決勝戦それなりに速報~社会人野球日本選手権

  • 仲本
    2017年11月12日 21:45 visibility345

社会人野球日本選手権の決勝戦、トヨタ自動車-日本生命の試合は両チーム無得点のまま前半5回を終えた。

 

6回表トヨタの攻撃、二死1,2塁となったところで、日本生命は投手を先発右腕・本田から左腕の高橋(拓)に交代。6番を打つ左打者・河合と相対する。ほぼまっすぐで攻めていってカウント2B-2(いまだにBSO方式に慣れないため、自分で間違わないように2B(ボール)と書いている)。外角球を1球ファウルして、さて次の球。外で勝負したいんだろうなあとは思っていたが、同じコースが3球続けばさすがに逃さない。狙いすまして左方向へ。背走するレフトが差し出すグラブも及ばず、先制の2点タイムリーとなった。

 

点を取ったすぐ後の守りから、トヨタは3番手・諏訪投手をマウンドへ送る。大事な6回、そして7回と三人ずつで片づけ、8回二死からのあわやという大飛球もフェンス手前でもうひと伸びなく、事なきを得た。

 

9回表トヨタの攻撃は一死2塁からワイルドピッチで走者三進。日生としては1点もやれない場面でこれが痛かった。死球だったから満塁策というわけではなかっただろうが、2者を歩かせて満塁。トヨタはこの試合4打数ノーヒットの1番・望月に代えて代打・瀧野を送る。初球からでも振ってくると思いながらカメラを構えた。

 

力の入る場面だったことがよくわかる手ブレ(苦笑)

初球攻撃は一塁手の右をゴロで破ってライト前へ、トヨタは貴重な追加点を挙げた。

 

いよいよ決勝戦も9回裏を残すのみとなった。点差は広げられたが日生応援団はもちろん総立ちで声援を送る。先日のドラフトにかかった神里選手の二塁打を皮切りに、犠牲フライで1点を返したが、二死1塁。

 

ここでトヨタは経験豊富な佐竹投手にスイッチし、絶対に詰めを誤らないぞという構え。一発食らえば同点の場面でもある。打席に向かうのは日生の5番・廣本。両チームの主将対決となったが、打球は平凡なショートゴロとなり、ゲームセット。決勝戦も社会人野球らしい僅差のゲームとなった。

 

▽第43回社会人野球日本選手権・決勝

トヨタ 000 002 001/3

日_生 000 000 001/1

 

(優勝を決めたトヨタ応援席からグラウンドへテープが舞う)

 

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