京セラドームの一番長い日~社会人野球・準々決勝

  • 仲本
    2019年11月03日 12:24 visibility486

 (これ見るたびにこいつ→(’・ω・)思い出す)

観戦シーズンも最終盤となり、恒例の京セラドームにやってきた。この日は社会人野球日本選手権の準々決勝4試合が行われた。午前中所用があったため、球場到着は第二試合開始直前。日本通運-三菱自動車岡崎の対戦である。

 

日本通運はここまで2試合で20得点と打線好調、対する三菱自動車岡崎は2試合で相手チームをそれぞれヒット1本ずつの無失点で抑え込むという対照的な勝ち上がりを見せている。

 

三菱自動車岡崎の先発はこの大会初めての登板となる左腕の秋山投手。注目の初回は無得点に抑えたが、2回裏は連続四死球から一死2,3塁のピンチを迎える。

 

日通はここで8番打者がセーフティスクイズをしかける。しかし投手・秋山が冷静にさばいて三塁走者は三本間に挟まれた。ここを無失点で切り抜けるとその後5回まで投げ、ゼロで抑えた。

 

0-0のまま6回の表、三菱自は内野安打2本に足を絡めて一死1,3塁のチャンスを作った。

しかし日本通運の先発・釘宮投手が4番・5番を連続三振に切ってとり、こちらもチャンスを逃す。社会人野球らしいしのぎあいの試合展開になった。

 

8回の表、三菱自は1番からの好打順。ヒットで出た先頭打者を一塁に置いて送りバントを試みたが、これを空振りする。捕手は一塁に牽制、しかし一塁走者が帰塁せず構わず二塁へ。結局これがセーフになって無死2塁。送りバントのやり直しが内野安打になって1,3塁。続く3番打者が三遊間を抜いてレフト前、先制点が入った。

 

追いかける日通は9回裏、一死から連打で1,3塁から一、二塁間寄りのゴロ、セカンド併殺はとれずアウトは一つだけ。この間に三塁走者が還って追いついた。

 

延長戦に入った試合はリリーフ陣が踏ん張って12回からタイブレークに突入した(無死1、2塁からスタート)。12回表一死2,3塁、12回裏一死満塁はそれぞれ無得点。13回表、三菱自はやはり先頭打者が送って2,3塁からライト前タイムリー。さらにもう一本タイムリーが出て再び均衡を破った。

 

2点を追う日通は無死1,2塁、4番からの攻撃となった。強攻させたがバットの折れるような音がして内野フライに打ち取られる。

 

三菱自 000 000 010 00+02/3

日_通 000 000 001 00+00/1

(12回からタイブレーク)

 

12時半に始まった試合は3時間45分かけて決着した。第三試合の開始は15時の予定が17時にずれ込んだ。一試合半くらいは観戦できるかと思ったが、この試合が長引いたためにここで切り上げることにした。この日は準々決勝4試合日、第四試合が終了したのが23時24分だったとのこと。

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