リモート観戦～関西学生対校駅伝競走大会

野球ネタはひとやすみ。

テレビ中継のおかげで絶大な知名度を誇る箱根駅伝。その参加資格があるのは、関東学生陸連に加盟する大学チームのみであることもご承知の通り。わが関西では何をしてんねん、ということは前から気になっていたが、関西は関西でちゃんと開催されていることがわかった。

さすがに箱根人気に追いつくことはほぼ不可能といってもいいくらい難しいだろうが、それでも実況・解説付きのYouTubeライブ配信をするようになっている。

この日は用事があったため、移動中にスマホでちらちらと見るだけであった。中盤の5区、先頭は関西学院。昨年まで4連覇を誇る立命館がわずかの差で追走していた。

京都北部の丹後地方で行われるために「丹後大学駅伝」という通称で呼ばれている。8区間84．5キロの道のりを22校で争う。区間は最短6．8キロ、最長が13．3キロ。道中、峠越えなどのアップダウンもある。

 なんといっても（素人目で見た）ハイライトは最終8区だろう。日本三景の一つ「天橋立」がコースに設定されている。ごらんのとおりなかなかの路面状況で、機会があれば現地で見てみたいものである。

新型コロナウイルス流行の影響で応援自粛も求められているのだろうが、もともと人の少ないところなのか、沿道の応援者もフィニッシュ地点近くの宮津市街地を除けばあまり見かけない。まあこっちのほうがスポーツイベントの常態に近いということか。

 5区の後半で追走を引きはなした関学がその後トップを守って優勝。立命館の5連覇を阻んだ。なお、レースの模様は20日午前現在で全部動画で見ることができる。

出場22校のうち上位10校が来年のシード校となる。繰り上げスタートの設定がなかなかシビアらしく、最後まで繰り上げなしは7校とのこと。10位には大阪大学、11位は大阪学院大学。トップと10位との差は16分、10位と11位との差は49秒だった。