球春ふたたび~選抜観戦レポ

  • 仲本
    2023年03月19日 22:54 visibility406

土日のどちらかは親類にきてもらうので、今日は少し外出ができました。

 

 

(「甲子園100年」のバナー。数パターンありますが、世代的にもこれが一番しっくりくる)

「どうせ家でテレビ見るなら行った方がいいじゃない」という、いつもの謎理論です。

 

今回は事前予約をせず、球場に直接行ってみることにしました。この日は近畿勢の登場が第三試合までありません。大会もまだまだ序盤、なんとかなるでしょう。

 

無事、外野指定席(700円)を買うことができました。

 

というよりも、内野席はとても手を出せません。3,000円超えですよ。物価高にもほどがあるっちゅうねん。

 

 

この日の天気予報は晴れ。暖かく観戦できるかと思っていたのですが、指定の座席はライト照明塔とその下の巨大広告の日陰になってしまい、予想以上の寒さでした。夏は暑さと日焼け対策をすればなんとかなるからまだましで、春の甲子園は毎回行ってみないとわかりません。

 

売り子さんからビール、という気分でもなく、たまらず売店で焼酎のお湯割りを買ったのでした。あまり効果はありませんでしたが…。

 

 

観戦したのは第一試合、東邦-鳥取城北の途中から。今年の春はブラスバンドも声出し応援もOKになりました。写真は一塁側・東邦高校のアルプススタンド。やはりこの応援風景も捨てがたい魅力があります。

 

対する鳥取城北、イニングの入りは唱歌「故郷」のアレンジでスタート。鳥取城北といえば関西からのいわゆる野球留学生が多数いるチーム、縁あって鳥取にやってきた彼らに少しでも鳥取を第二の故郷と思ってほしいのか、はたまた「志をはたして いつの日にか帰らん」、それがここ甲子園ということなのか…、試合は東邦が鳥取城北を押し切って勝利。

 

 

第二試合は大分商-作新学院の対戦。見るからに作新に分がありそうな組み合わせなので、ここはひとつ大分サイドで見ることにしました。オールドファンの悪い癖です。

 

序盤、作新は三連打であっという間に2点を先制。さらに二死からもう一本タイムリーで4-0とリード。とれるところできっちり点を取ってくるあたりはさすが強豪校といったところです。

 

大分商は4回、6回にチャンスをつかむと1点ずつ返しますが、差を詰めたかと思えば作新も追加点をあげる。

 

試合は9回まできました。4点差を追う大分商の攻撃は1番から。4番・5番の連続タイムリーで2点を返しますが、最後はレフトフライが併殺という形になって試合終了。打球の行方を追っていて、正直なにがあったか説明を聞いてもよくわからなかったのですが、帰って動画をみて納得。

 

大分商もよく粘ったと思います。チャンスにもう一本畳みかけることができればわかりませんでした。わたしが座っている場所も影響していると思いますが、せっかく声出し解禁になったのだから、もう少し声援の「圧」があってもよかったような。女子の多い商業高校なのですが、それはそれで…、ね。第二試合終了が頃合いと見て球場を出ることにしました。

 

球場隣の素戔嗚神社にもお参り。ようやく甲子園に歓声がもどる春がやってきたことに感謝です。

 

もちろん「アレ」を願う絵馬もたくさん懸かっていました。

 

例年のごとく「あれれ?」ってならないように祈るばかりです。

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