苛立ちやまないバロテッリ　「コンフェデ杯ではほかの代表を応援しなよ」

７日のワールドカップ予選チェコ戦で退場になったイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、『ツイッター』で苛立ちをあらわにしている。同選手は一部の人に向けて、「ほかの代表を応援しろ」とつぶやいた。

スコアレスドローに終わった７日の一戦で、バロテッリは思うようなプレーをさせてもらえず、ナーバスになっているところをのぞかせていた。そして７２分、空中戦で競り合った際、チェコDFセオドル・ゲブレ・セラシエを叩いたとして、２度目の警告を受ける。４分前にイエローカードをもらっていたバロテッリは、一足先にピッチを出ることになった。

ジャッジに納得がいかないバロテッリは、ロッカールームへ続く廊下で、壁を叩いたり蹴ったりする様子がテレビカメラで映されている。試合後、チェーザレ・プランデッリ監督は、バロテッリが多くのファウルを受けたにもかかわらず、主審に笛を吹いてもらえなかったことを強調しつつ、選手自身も挑発に乗らないように成長する必要があると指摘した。

バロテッリの怒りは試合後も収まらなかったようだ。自身の『ツイッター』で、同選手はこうつぶやいた。

「好きなように書けばいいさ。でも、コンフェデレーションズカップではほかの代表を応援しなよ。心からそう言っておく（そして、試合を全部、しっかり見直せ）」