ＷＳＤ2010.12.2

習慣にしようと企んでいるＷＳＤ（ワールドサッカーダイジェスト）感想のコーナー

ガレス・ベイルのインタビューは好印象、こういったシンデレラボーイは見ている側からすればパッと出てきた印象を持ちますが、やはり苦労していた時期があるということが分かると俄然応援したくなります、トッテナムで出場した最初の２５試合は一回も勝てず、チームメイトからもからかわれて、あわやレンタル移籍の時期もあったとか、彼の場合はサイドバックからサイドハーフになって開花したタイプで、攻守のバランス的にＭＦの方が性格に合ったのか、サイドバックとしての積み重ねが時期的に花開いたのか分かりませんが一気にブレイクしました。

ただし、こんなベイル君をＡＣミランは数年前から獲得しようとしていたとか・・・スカウト凄すぎ。

誌上法廷のコーナーが大好きです

フランス・スペイン・イギリス・イタリアのサッカー識者が決められたお題目についての良否をそれぞれ書いていくコーナーですが、やはり国が違えば目線も違うし、どの文章も読んでいて納得もできるし、もっとも感心するのはテーマの決定、実に絶妙なお題が毎回出ています、意見もかなり割れる、これ考えている人は天才！

記憶している限りでは今までに

・     Ｗ杯でウルグアイのスアレスがハンドでゴールを守ったことについて

・     ＥＵＲＯの参加国数増加について

・     バロンドールとＦＩＦＡ最優秀選手の統合について

・     Ｃ．ロナウドの背面パスについて

がお題に揚がっています。

スアレスのハンドについてはその後のＰＫが決まっていれば問題にすらならなかったし、彼は一発退場と出場停止処分を受けたのだからそこで問題は終わりとする意見、同じ良しとする意見でも本能的にゴールを守りたいというのは仕方ないというもの、アンリのハンドは何の処分もなかったからそれよりは良いとするものまでありました、まぁ、本当は手を使っちゃいけないんですけどね笑

バロンドールと最優秀選手の統合はみんな賛成でした、ここ５年はどちらも同じ選手が獲得しているくらいですからね。

今回のＣ．ロナウドの背面パスはレアルが勝っている試合、残り時間もわずかのシーンでロナウドは浮き球を背中でシャビアロンソに遊び心満載のパス、このプレーをどう評価するのか・・真っ二つに賛否分かれています、その意見のどれもが説得力があり、実に見ていて面白い、これは長く続いて欲しい。

勝手に好きな所から書いてしまいましたが、メインはメガクラブの今後の補強ポイントについてと冬の移籍の記事です。

どのチームも今後の展開を見てあまりオーナーのポケットマネーで選手を買い漁ることはしなくなりました、マンチェスター・シティだけはまた派手に動き回る気がしますが

やっぱり応援する方もどこかから買って来たスターよりも、生え抜きのスターの方が応援しがいがあると思うので、悪くないと思う、今は選手の移籍と年棒に関して高騰しすぎで、このままだと中堅以下のチームがどんどん経営破綻して、サッカーそのものに悪影響が出かねない、現にスペインのリーガエスパニニョーラではかなりのチームが赤字運営、強豪であるバレンシアも「金庫が空っぽ」状態、ビジャやシルバを売りに出すしかなくる、そしてそういった有力選手はお金のあるメガクラブへどんどん流れて、強いチームと弱いチームの差はどんどん開いていきます。

リーガでは今シーズン、バルサもレアルもスタートでは新戦力がフィットしなかったり、けが人がいたりと本調子からはほど遠かったにも関わらず勝ち点を伸ばしました、つまり２強とそれ以外に差があるということ、これでは「リーグ戦」という形式の面白さがありません、長丁場を調子崩したり、けが人が出たりしながら勝ったり負けたりしながら順位を競うのに・・・もう直接対決だけを毎週やってた方が面白いんじゃないか？？と感じてしまう。

脱線しましたが、今回市場に出回る可能性があって、出れば人気になりそうなのは

・ベンゼマ　・Ｄアウベス　・カカ　・アデバヨール　・レイナ　・ブラジルの未来を担うガンソとネイマール

こんなところでしょうか、あとは各チームが一本釣りをしてここに名前のない選手を獲得するか、セスクとか。

とりあえずこれから買う人もいると思うのでこんな感じで。