いのちなりけり

”いのちなりけり”  葉室麟著  文春文庫


 


  新婚のスタートにして妻・咲弥に和歌の難題を与えられた夫・蔵人。


    妻に拒まれたまま17年後に結ばれる夫婦。


 


  鍋島藩、小城藩、水戸藩/光圀、綱吉、朝廷等が複雑に絡み


    更に島原の乱の遺恨も関係してくる。


  


  登場人物の多さに読みにくさも増すが、読後感は良い。


 


  島原の乱ではキリシタン達の立て籠もる城をキリシタンの軍艦が大砲で攻めた!


     この時天草四郎や信者達はどのように考えたのだろう??


 


  蔵人に限らず葉室麟の作品に於ける登場人物の潔さにはいつも感心させられる。


 


           
















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