この女

”この女”  森絵都著  筑摩書房
筆者の作品は久し振り。
 この作品も一気に読めて、内容も良かった。
釜ヶ崎と呼ばれる街、別名「あいりん地区」。
 どうしようもない街に住む、しようもない人々の生活力の強さを描いている。
阪神大震災と反社会的カルト教集団の描写が重苦しい。
 全体を通して筆者の釜ヶ崎への愛着が伝わってきたかな。
タイトルは、この女だが、実態はこの男。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。