手のひらの砂漠
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年04月15日 16:05 visibility170
”手のひらの砂漠” 唯川恵著 集英社
1年以上前に読んだ作品の再読。
DVシェルターに避難した可穂子が主人公
筆者の作品は数点読んでいるが・・・
この作品は随分と深刻な内容にビックリ。
DV被害を受けた可穂子の想像を絶する生き様。
暴力を振るわれるのはこちらにも責任があるとつい思い込み、
被害者である感覚が薄れていくことがあるのだろう・・・
加害者側もこんなことをしてしまうのは相手のせいだと
あたかも被害者であるかのように思うのだろうか?
離婚が成立しても、執拗な付きまとい・嫌がらせは続く。
終盤は殺すか殺されるかの世界。
最後にやっと居場所を見いだした主人公に救われる。
sellテニス
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