夜に啼く鳥は
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年05月11日 07:05 visibility193
”夜に啼く鳥は” 千早茜著 角川書店
筆者の作品を読むのは2作目。
とても魅力的な作家だ。
海から来た青い目の少女はシラと呼ばれた。
彼女は8百年生きて、娘の御先にその力を譲る。
彼女たちは、どんな病でも治してしまうという“蟲宿しの一族”の末裔で
御先は心から慕ってくる雅親を突き放し、
里を出て夜の店で働いていた四と出会う。
滅びゆく不老不死の一族が、
愛しい人を求める、禍々しくも哀しい物語。
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