肝心の子供
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年05月12日 17:42 visibility162
”肝心の子供” 磯崎憲一郎著 河出書房新社
”終の棲処”以来、久々の磯崎作品。
ブッダと、その息子・ラーフラ、孫・テッサ・メッテイヤの
三代にわたるストーリーを描いているが
ブッダが主役ではない。
息子・ラーフラの名前の由縁が興味深かった。
またブッダの妃やラーフラのカミさんの逞しさには救われた。
全体的に淡々とした文章の基調の割には
3代揃ってマイペースで変わり者であるのが面白い。
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