しらない町
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年08月17日 19:47 visibility216
”しらない町” 鏑木蓮著 早川書房
筆者の作品は初読み。
アパート管理会社でバイトする門川だが
初めて帯屋老人の孤独死に立ち会うことになる。
遺体引き取り手もない彼の遺品の調べているうちに
8ミリビデオに気が付き、その作品に感銘を受ける。
元々映画監督志望の門川は帯屋のノートから
関係者を調べて、彼のドキュメント映画を作りたいと
考えるようになっていった。
帯屋の戦友でもある関係者達のかたくなな態度や
元妻や知り合いからの情報も得て
どのような作品が出来上がって行くのか
最後の方は少々物足りなさを感じた。
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