四雁川流景
-
まこと@古希ジョッパークライマー
2018年08月21日 09:27 visibility171
”四雁川流景” 玄侑宗久著 文芸春秋
小説家、僧侶でもある筆者の作品は初読み。
本著は四雁川を巡る7短編だが
何れも身近な人の死を扱っている。
筆者は中学生の頃必ず来る自身の死を考えて
かなり悩み、その後紆余曲折の末に僧侶になったようだ。
四雁川は実在の川ではないが
川は全てを流し去り、死をも受け入れる。
各短編には筆者の死生観が盛られている。
秀作が多く、筆者の他作品も読みたくなる。
sellテニス
- favorite0 visibility171
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件