透明約束

”透明約束”  川上健一著  光文社
何となく誰でも書けそうなまるで小学生のような文章。
 筆者来歴を調べたら、やはり本来技術系の出身。
  文章力というより中味で勝負に好感。
カナダ旅行に関する話が多いのはそれだけ愛着があるのだろう。
”天国にもない島””透明約束”などでもそうだが
  カナダの大自然の中では人は素直になれるようだ。
 平易な文章に合わせて、各短編の内容もホノボノとしており
  家族関係も含めて読後感がとても良かった。
 

 

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