葵の月
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年10月15日 09:29 visibility165
”葵の月” 梶よう子著 角川書店
筆者の作品の中では比較的新しい。
10代将軍・家治の子・家基は聡明であり
素晴らしい将軍になると期待されていたが
鷹狩の最中に腹痛を起こし
3日後に亡くなってしまった。
家基に批判された老中・田沼意次の命か
11代将軍・家斉の父・一橋治済の命か
結局下手人捜しは上手くいかなかった。
本作品では家治の命を受けて
家基の家臣であった蒼馬が仮出奔して
捜索にあたることになる。
蒼馬の許嫁・志津乃や付け人・平介の他に
協力していく町人たちの活躍が興味深い。
家基に息子がいたことは伝えられてないので
本作品でのフィクションだろう。
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