さざなみの国

”さざなみの国”  勝山海百合著  新潮社
筆者の作品は初読み。
 中国やインドなどのアジアを描いた作品が多いようだ。
本作品の舞台は中国の秘境の地。
小民族の村の滅亡から生き延びるため
 町に住む父を頼って出てきた少年・さざなみ。
父は既に亡くなっていたが、家族に囲まれて不自由ない生活を送る。
 そして、彼は二人の少女と出会うが
  その結末はなんとも言えずの悲劇。
妻となった桑折、皇帝の娘・柑橘
 瞳や舌の裏が青いさざなみ一族の肝は万病に効くようだが・・・
  まさか柑橘姫の病を治すために使われるとは(-_-;)
一気に読み終えたが、読後感はイマイチだった。
 

 

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