切羽へ

”切羽へ”  井上荒野著  新潮社
筆者の作品は久し振り。
離島での閉鎖された小学校に、赴任で東京から来た音楽教師・石和。
 夫との仲は熱々の筈の人妻でありながらも石和に惹かれていく教員・セイ。
  同僚の月江が妻という存在に嫉妬していたように、
   セイも自由に恋愛をする月江が羨ましい。
辺鄙な離島に住む人々の生活の14か月を描く。
 進展しそうでしないストーリーがもどかしい。
直木賞受賞作品のようだが、文体は芥川賞に近いかもしれない。
 

 

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