どろにやいと

”どろにやいと”  戌井昭人著  講談社
筆者の作品は3作目。
最初の中編は、父親の形見になった顧客台帳をもとに
 フラフラと生活していた息子がお灸の訪問販売を始める話。
とある山奥への行商中、大雨でバスや鉄道が寸断される。
 何とか脱出しようとしていたが、事件に巻き込まれていく。
  流されやすい主人公に時々イライラさせられる。
次の短編は蛇使いと蛇との結びつきにせつなさを感じる。
 

 

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