ふじこさん

”ふじこさん”  大島真寿美著  講談社
 筆者の作品は久し振り。
 モヤモヤを抱えて生きてる女の子が、誰かに出会う・・・がテーマの3作品。
  ふじこさんを読んでいて思ったのだが、
   女の子って意外としっかり物事を見ているのだ。
    経験は少ないが本質を見ている。
   多感な少女の時期にふじこさんに会えた彼女はとても幸せだった。
 夕暮れカメラは撮影の好きな少女が、遺影を欲しがっているおばあさんと会い
  色々撮っても中々OKしてもらえない。
   家族からは呆けを心配されているおばあさんだが
    実際は呆けを装っているだけのようだ。
 最後の春の手品師は自殺希望の少女が手品師に救われる話。
  久々の大島作品だったが、期待を裏切られなかった(^^♪

 

sellテニス

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。