みかんとひよどり

”みかんとひよどり”  近藤史恵著  KADOKAWA
筆者の作品は久々。
赤字の店を抱えながらも、フランス料理、ジビエ料理を作っている潮田。
 猟に出て、山で迷ったところを猟師・大高に救われる。
大高の生き方に魅かれる潮田だが、同じ生活は出来ない。
 大高の獲って来る猪、鹿、小鳥などを潮田は自分の料理に使いたいと考える。
 ジビエがどんな過程を経てどんな人々の手を伝って
  食べる人の口に入るのか、参考になった。
 ジビエ料理で元気になる人の話は聞いたことがあり、
  諸説あるだろうが大高の理論には納得した。
題名の意味が分からなかったが、みかんを食べたひよどりは
 みかんの香りがするようで、美味しそう!(^^)!

 

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